トンカットアリの老舗「百寿庵」

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●2006年4月の風月譚 
『西宮について』


  西宮オンリーワン開発支援事業では街頭調査を行い,約1,000人の市民の
皆様から,西宮自慢,地域自慢を業種毎に選んで頂きパンの部門で私の経営する
ブーランジュリー ムッシュ・アッシュが選ばれました。
顧客の動向,ポイント還元を的確に反映する目的で、昨年10月から会計機(POS/REGI)を
一新してみて分かりましたことは、来店者の殆どが西宮市内の方で、パン事業がどうにか地域
に密着できた証ではないかと,一層この西宮に愛着を持つようになりました。
私は東国育ちですので,西宮が歴史上どのような背景を持っているのか興味を持ちいろいろと
調べてみました。
西宮を代表するものとして,なんと行っても高校野球のメッカ「甲子園球場」、新春を飾り商売
繁盛の「戎(えびす)神社」、灘の酒を支えた「宮水」阪神タイガースの氏神「廣田神社」それと
関西の雄「関西学院大学」などがあります。
古くは,阪急ブレーブスの西宮球場がありましたが,今は西宮北口として再開発の途上にある
ようです。
西宮の名前の由来は,平安期に廣田神社を京から見て東の伊勢神宮に並ぶ重要なお宮さんと
いう意味からつけられたようです。
全国に一宮などの地名がありますが,宮のつく地名はやはり地元の氏神様を奉っていた各々
由緒ある場所のようです。
ちなみに、天皇家直属の神社を「神宮」といい(伊勢神宮,熱田神宮,鹿島神宮など)に対し
「神社」はその土地の神または村落の中心地を表すようです。
西宮は、昔は攝津の国武庫郡で五畿内(大和,山城,河内,攝津,和泉)の最西部に位置し,
京都羅生門跡から長岡京をとおり西宮までの西国街道の終着の場であったようです。
(現在の国道171号線)
更に西に行く人の山陽道の起点でもあり,海路で西に行く人の宿場町であったようで,その歴史
は神戸と比べても比較にならないほど長い事が分かります。
神戸は,およそ150年前,勝海舟,坂本竜馬が海軍養成所を造ったのが歴史に初めて登場する
ことからも西宮の歴史の長さが分かります。
 西宮から六甲の方を見ますと,坂本から比叡山を見るように何か聖域の雰囲気を感じるので
すが,古人は山との一体感を表すのに麓に廣田神社を建立したのでしょう。
麓といいますと,国道2号線の海側に灘の酒蔵を維持してきた「宮水」がありますが,徳川幕府
の時代からこの水の品質を保つために,今流に言いますと環境破壊防止条例のような汚染防止
には細心の注意を図ったようですが最近は,余り水が出なくなったとのことです。
六甲の宅地化が進み自然の貯水,浄化作用が機能しなくなったのでしょうか?
地元の人に聞きますと「白」の付くお酒が一流どころとの事,各蔵が各々の伝統を守ってきたの
でしょう。
白雪の小西酒造の社長に伺ったのですが、創業450年にもなるとのことで一つの事業を継続
する伝統の重みを感じます。
 甲子園球場は大正13年(1924年)に開設したのですが,その年が甲子(きのえね)であった
ので名が付けられたようです。
地元報徳学園が優勝しますと,西宮市内の球場から母校へというパレードが出来ますので,市民
にとって最高の贈り物のようですが,選抜大会でしたか過去に現実のものとなったようです。
現在西宮には,山側から阪急電車,JR線,阪神電車が走行しておりますが,各線神戸にて終結する
のですが,各線の気風の違いというか生活の匂いの違いを感ずるのも関西の面白い所ではない
かと思います。
関西に行き、最初に戸惑うことは,「エスカレータの右立ち」ですが、これも武士と商人の違いで
あるとの事(武士は右側を空け、刀を使い易い様に左側を歩いたとの事で,他方商人は右側を
歩く),そして「またも負けたか八連隊(大阪出身の部隊)」(日清戦争時、何時もこの隊は戦で
負けるので敵側から罵声を浴びた)というように,武士の名に拘る事もなく争いの愚かさを知り、
人生を楽しく働く強(したた)かさを、関西から感じ取ることが出来ます。
 西宮に縁ができて6年が経ちましたが、パンという食品をとおして地元の皆さんと接点が出来
たことは,かけがいの無い貴重な経験であり,今後とも由緒ある地元とともに発展を図りたいと希望
が膨らみます尚,4月29日30日は開店6周年記念セールがありますので,お近くの方は是非お寄
りください。


P/S
* WBCで日本が世界一となりましたが,球技で世界一はバレーボールで過去1度ありました
が,もう二度と無いのではないかと思うくらいの快挙ではないでしょうか!!
それにしてもイチローの日の丸姿は素晴らしいですね

*7年前山口県光市で本村洋さんの妻子殺傷事件がありました。
当時も感じたのですが,あの方の自分の言葉で話す理路整然とした内容に何時も感銘を受け
ます心穏やかに今後の人生をお送り頂くことを祈るばかりです。
 
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●2006年3月の風月譚 
谷口直之君の退職記念出版に際して
高校時代 と その後・・・

●2006年2月の風月譚 
GOOD BYE Mr.CHIPS(チップス先生さようなら)

●2006年1月の風月譚 
新しい年 平成18年



2005年
12月 酉年を振り返って
11月 トンカット・アリと6年
10月 NHKラジオ深夜便
9月 智と徳
8月 終戦60年-怒りそして悲しみと苦しみの中で
戦争遺児として私の一言
7月 上期4題
6月 椿ちゃんは2歳
5月 25回目にあたって
4月 4月は新たな出発の月=私の高校時代=
3月 故郷 札幌 昭和30年頃まで
2月
雪池忌によせて
1月 酉年にあたって


2004年
12月 平成16年を振り返って
11月 書物は知識の源泉
10月 故 野中 孝一さんと「SPIN トレーニング」
9月 ハインリッヒの法則(1:29:300)とパン屋の経営
8月 私のPROJECT-X 甲子園への道(PART2)
7月 私のPROJECT-X 甲子園への道(PART1)
6月 6月10日は時の記念日
5月 FENWAY PARKの思い出
4月 お釈迦様と四聖諦八正道
3月 『起業5年目にあたって‐‐新たに知った事・新たな財
2月
『OFFSET BALANCE(得たものと失ったもの) 
1月 『暴君の初夢』 

2003年
12月 『6歳のLADYに学んだこと 』
11月 『文化そして万歳三唱 』
10月 GOLD FINGER 荒木 敏明 君 』
9月 9月11日とイスラムの人々 』
8月 戦後と58年後の今日 』
7月 『三色旗ー自由,平等,博愛 』
6月 『JUNE BRIDE (6月の花嫁)
5月 『とつき十日の下宿屋の宿賃』


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