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●7月の風月譚 
『三色旗ー自由,平等,博愛 』
                                     
 7月は文月といわれこの月は二十四節気のうち小暑(7月7日)<この頃から暑くなる>と大暑(7月23日)
<1年で最も暑いとされる時期>をあらわしております。
本格的夏の到来で暦をみますと全国各地で「お祭り」がたくさんあります。
海外に目を転じますとアメリカの独立記念日(7月4日)とフランス革命(7月14日)があります。
最近のフランスは何かとアメリカから「罰せられる」事態になっておりますがこの国について気がついた
ことを7月のコラムにいたします。
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 『三色旗ー自由,平等,博愛』 

1789年7月14日のフランス革命はイギリスにおける「産業革命」とともに世界史の新しい幕開けを告げる
画期的事件でした。
当時のフランスはブルボン王朝の時期で長年の戦争と宮廷の乱費で財政上の危機に直面し新しい税金を
課すことととなり、他方、政治的発言の無い商工自営のいわゆるブルジョアジーといわれる階層の閉塞感
がアンシャンレジーム(封建的遺制)を倒すために立ちあがりました。
そして国民主権,法の前での平等,所有権の不可侵などを掲げて3年の歳月をかけて旧体制の打破に成功
いたしました。
この歴史的事実の中で民主主義を勝ち得るのにあたり人民自らが立ちあがり多くの犠牲者の上に勝ち
取ったものであります。
フランス国旗のBLUE(自由)WHITE(平等)RED(博愛)は革命の意志をあらわしているものなのでしょう。
ここで私の感想ですが自由がもたらす結果は、生来肉体的に差があるように、又利に聡い人とのんびりした
人いるようにどうしても不平等が生まれますその格差を埋める上で博愛精神の必要性を併せて国旗に
反映させたのでないかと感じます。

戦後の日本も直近のイラクにおいてもいわゆるゴールデン・パラシュートと言われるようにアメリカから
与えられた民主主義がフランスのように自分達の手で勝ち取った物として本当に根付いてきたのか,
また本物になり得るのか日本の現状を見直し,更にイラクを時間を掛けて見ることが必要な気がいたします。
フランスが今回イラク侵攻に反対した最大の理由は彼らは過去にオーストリア,プロシア,イギリスなどと
自分の領土の中で戦争を体験し,罪も無い多くの人民が殺戮にあったことを体験しているんですね。
アメリカは9月11日以外自国が戦場になったことはありませんし、まして
1万メートル上空から最新鋭の爆弾を投下する者に爆弾のもたらす結果を知る由も無い,本人たちは
いたくも痒くも無い事なんですね。
TVでみたのですが疎開先でクラスター爆弾が子供を直撃し両足を切断せざるを得ない結果に対し
戦争の大義とは一体何なんだろうと考えさせられます。

もう一つフランスで最近感銘?を受けたことがあります。
御存知マクドナルドの出店に対し反対運動がおき一部の騒動は店舗破壊までエスカレートいたしました。
その理由は2つありまして
・画一的食文化への反発
・フランス食文化のもつ多様性が消滅する恐れ
との事でした。

イラク侵攻とマクドナルドの出店反対を通してフランス人の持つ自由と独立心と自己責任、自国文化に
対する揺るぎ無い自信を垣間見ることが出来,フランスという国のなかに未だフランス革命の精神が
息づいていることを感じました。

ある書物で英語の70%の基はフランス語とのことでフランスの人々はアメリカに対し他の国民と
違う対等感を持っているのかもしれません。
極論になりますがアメリカには文明はあるかもしれないが文化は無いとフランス人は心底思っている
かもしれませんアメリカの一極支配に対しフランスの存在は益々不可欠となることでしょう。

最後にフランスの雰囲気を楽しみたい方にシャンソンバーとして西銀座の「Ma VIie(私の人生)
と三色旗が掲示してある銀座7丁目のカクテルラウンジ「ブル・ゴーニュ」をおすすめいたします。
なお、パリを代表するエッヘル塔は革命100周年の記念碑として万国博に建立されたもので、今年13Km
に及ぶイルミネーションで装いを新たにしたようですが、この塔を通して歴史の継続性とその重さを
振り返ってみるのはいかがですか?
 


  
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●9月のコラムタイトル 
9月11日とイスラムの人々 』

●8月のコラムタイトル 
戦後と58年後の今日 』

●6月のコラムタイトル 
『JUNE BRIDE (6月の花嫁)

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『とつき十日の下宿屋の宿賃』
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