| ●4月の風月譚 『お釈迦様と四聖諦八正道』 |
| お釈迦様と四聖諦八正道 四月は卯月(うづき)といわれ二十四節季からは4日の清明(清清しい空気が満ち始める頃)と 19日の穀雨(穀物を育てる雨が降る頃)があります 今回でこの小書も12回目となりましたので二十四節季をすべて網羅することが出来ました。 4月は春爛漫の芳香をもたらし、心弾む季節の到来を告げてくれます。 この時期は、先ず桜を思い浮かべますが東京は3月20日の開花宣言以来寒い日があったりして 2週間ほど楽しむことが出来るようですが桜前線の北上に併せて皆様の各地で桜を愛でることで 春の到来を実感できることと思います。 桜は不思議な樹木で開花前に木自体が序じょに赤くなり冬の間の蓄積したエネルギーを一気に 発散させ、突然花が開花し、いつもそうですがもう少し長く楽しみたいと思っている矢先に春嵐 とともにすべての花びらを飛散してしまい、それから木全体が緑に覆われるという周期をもって いる類を見ない樹木のようです。 2月の沖縄に始まり5月下旬の北海道オホーツクの「滝の上町」の芝さくらまで約3ヶ月間楽しめ ますので今度「桜追っかけ小父さん」もいいかなーなど考えております。 お釈迦様と 四聖諦八正道 4月8日はお釈迦様の日といわれておりますが、お釈迦様が悟りに至る過程は仏門の生活のみ ならず、ビジネスの世界にも共通する言葉がありますので記述してみようと思います。 悟りにいたる道順として、お釈迦様は: -苦しみ・悩みを十分知ること(苦) -苦しみの元を良く集め調べること(集) -苦しみを滅する事を知る(滅) -苦しみから開放される道はいかがなものか(道) を提唱されております 以上4項目の苦・集・滅・道が四聖諦というようですがこの考え方はビジネスの世界にも共通性が あります現代流に言い換えますと -直面する問題点・環境を良く知る -その原因となっているものを収集し分析する -その原因を取り除(滅する)く際の優先度を決める -問題解決のAction Item(行動項目)とMilestone(工程管理)を作る 次に,道、行動を起こす際の八つの基本的考え方(八正道)を述べております: ‐正しい見解 ‐正しい決意 ‐正しい言葉 ‐正しい行為 ‐正しい生活 ‐正しい努力 ‐正しい思念 ‐正しい瞑想 が挙げておられます全てに『正』しいと言う言葉が前段に付記しますが、この言葉の成立ち は『一』と『止まる』ですので、『一旦たち止まって』となります各々の項目を吟味しますと更に 意味深いものとなるようですが、如何でしょうか?? お釈迦様は悟りを拓く前には従来の苦行をしていたようですが,それは苦しみばかりで何ら 得ることが無いと判断し修行を止めて衰弱した体で実社会に戻った時に食べ物を与え回復を 助けてくれた人が「スジャータ」という名の女性で、この名前は今日乳製品の商品名に使われ ておることは周知のとおりです。 お釈迦様とは直接関係無いのですがお経の「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」の南無はサン スクリット語の音訳でその意味は「あなた様にお任せいたします」と言う意味との事です。 従いまして各宗派が「南無‐‐‐‐」はお任せする対象を明らかにしているといえます。 お経といいますと「台宗課誦」に発声の仕方,抑揚の付けかたの記載がありました。 みた所,「六声」の型があるようでしたので伺いました所「五声」との事でした。 御存知中国語は「四声」ですし、タイ語は「五声」との事でこの発生抑揚はガンダーラ方面 (大乗仏教)からではなく小乗仏教の流れ影響を受けているのでしょうか? この「五声」の響きは日本古来の音楽の基礎である「短調」と共通性があるようで,日本の 文化の原点はすべて仏教に関連しているということの一つの証左として挙げられるかと思い ますお寺の近くには何故か神社があり各々表裏一体となって(上野の寛永寺と神田明神、 比叡山延暦寺と日吉神社など)文化を育んで来ましたが明治元年の分離令が発令された結果 廃仏希釈の名の許、多くの仏教遺産が散逸してしまいましたが我々はどのように二者を並立さ せてきたかというと,福沢諭吉の弁を借りますと神道は現在の吉凶をいい、仏法は未来の禍福を 説くとの事です分離後,各々が独自に本来の領域から少しずつ拡大し今日の有り様になった ようです。 以上四月ということでお釈迦様に関したほんの一言を記載いたしました。 なおこの小文は,私が今まで興味関心が無かった事の分野で新たに知り得たことの羅列に過ぎ なく事改めて宗教に深く係わるものでは無いことを付記いたします。 P/S: 4月1日は「April Fool」ですので私もRobert Orben(American Humorist)にならい一言 ""私は毎朝起きると,日本経済新聞の日本の金持ちリストに目を通す。 自分の名前がまだ出てないので,私は仕事に出かける‐‐"" |
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