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「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集


■ (74) やっぱり減塩が大事

 ■ 日本人の食塩摂取量

 食塩の摂りすぎはからだにによくないということは、ほとんどの人が
薄々知っています。詳細はは後述するように、それは世界中でコンセンサス
をほば得ている事実です。従来、種々の考えがありましたが、これが、筆者
が最新の「塩と健康」に関する数十の国際的に通用するレビューに目を通した
結論です。
 こうして、たとえば、米国高血圧合同委員会、WHO-国際高血圧学会は、
高血圧の予防と治療のための指針として、食塩摂取量1日6g以下を勧告
しています。しかし、わが国では、しかし、わが国では、醤油、味噌などの
食塩系調味料が食文化のベースとなっており、現実的に少し穏やかな一日10g未満
(0.15g/体重kg未満)が推奨されています(2000年にはじまった国の健康づくり
運動「健康日本二一」)。ちなみに、日本高血圧学会は1日7g以下を提唱しています。
 一方、冷蔵庫のなかった戦前には1日30g以上もの食塩を日本人は摂取していまし
たが、生活の向上とともに徐々に改善し、2000年では12.3gになりました。しかし、
1日10g未満の目標を達成できたことは1度もありません。2000年では、最も高い
のが男女とともに50歳代(男性14.8g、女性13.2g)であり、最小値は男女とも
20歳代(男性12.1g、女性11.0g)で、加工食品やジャンクフードを多く摂って
いると思われる若年層のほうが、意外にも減塩傾向を示しました。

【百寿者になろう】より抜粋(著者の了解済み)
 著者 杏林大学医学部教授 大野秀樹
 定価1,260円(税込)


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