トンカットアリの老舗「百寿庵」

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「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集

■ (72) ウォーキング 百寿への一歩

■ 人生の最後まで歩こう

 立って歩くことが、人類にこのような進歩をもたらした出発点でした。
個人レベルでも、歩くことができれば、何歳になっても幅広く人生を
楽しむことを可能にします。しかし、「上げ膳、据え膳」
が体力の低下を加速し、ひいては歩けなくさせてしまうです
(たとえば、介護施設などで、なんとかまだ歩行が可能な人を、車椅子に
乗せて食堂などに連れていく光景をしばしば目にしますが、もってのほかです)。
最後まで、頑張って歩く努力をしましょう。
 歩くことは、ときに単調な作業に陥ります。たとえば、東京では(64)で
紹介した「商店浴」ならぬ「下町浴」の気分転換に出かけてください。幸い、
『東京私生活』(冨田均著、作品社)、『まぼろし闇市をゆく 東京裏路地
<懐>食紀行』(藤木TDC ら著、ミリオン出版)のようなすばらしい道案内書
がたくさんあります。各地にも、東京の下町のようなロマンやノスタルジアを
感じさせる場所がきっとあることでしょう。こうして、歩いて歩いて、池波
正太郎氏が書くような年寄りとなって、ハッピーな人生を終えたいものです。
「どうして池波さんの番組はヒットするかというと、僕が思うに非常に年寄りに
やさしい、そこにあると思うのです。物語に出てくる人物像はみな面白い。
古今問わず、我々は年寄りを元気のない脇役と考えがちですが、池波さんは、
その人々を非常に知恵のある、人生を心得た人たちと見ています」
(『池波正太郎が歩いた京都』蔵田敏明著、淡交社)
【百寿者になろう】より抜粋(著者の了解済み)
 著者 杏林大学医学部教授 大野秀樹
 定価1,260円(税込)


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