| 「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集 |
| ■ (68) 非喫煙者と住モーカー |
| ■ 高齢者の禁煙例 禁煙は早いに越したことはありません。しかし、いくつになってもそれなりの効果が認め られます。 最後に、その一例(90歳、男性)を紹介します(朝日新聞2003年1月3日「声:今年こそ」 鈴木新著)。「昨年四月、夜中に呼吸が苦しくなって目が覚め、あわてて深呼吸を繰り返すと 元に戻りました。それが 五、六夜も続き、病院に行ったら、心臓病で即入院となりました。 五日後に退院しましたが、禁煙をすすめられました。 19歳で吸い始め、以来70年余り、一日20本も吸ってきたのです。 退院5日目、好きな焼酎を買いにスーパーに行くと、レジの後ろにたばこの販売ケースがあり、 つい買ってしまいました。 久しぶりのたばこは、美味と後悔の味がしました。その後、2日間は禁煙できたのですが、 外出した折、歩道に面して立つたばこ自販機にまたまた誘惑されて、買ってしまいました。 それが、5日ほど続いたところ、口の中がヤニ臭くなりました。以前も同じ経験があり、 そのたびに歯磨き粉を思い切って、その不快さの追求さの努め、禁煙も考えたが、だめでした。 でも今回は違います。きっぱり断煙しました。茨城弁で昔話や民話を40年ほど前から語り 継いでいます。生きがいです。まだまだ多くの人に聞いて欲しい。そのためには、たばこはもう 1本も口にできません。 |
| 【百寿者になろう】より抜粋(著者の了解済み) 著者 杏林大学医学部教授 大野秀樹 定価1,260円(税込) |