| 「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集 |
| ■ (61) 積極的な休養をとろう |
| ■ 休養には2種類ある 健康づくりのための休養には、受け身の「休」と攻めの「養」の2つの要素があると 内科医の石川兵衛氏は唱えています(『生活習慣病の予防・治療のための健康づくり へのアプローチ』文光堂)。休むことは、「労働や活動によって生じた心身の疲労を、 安静や睡眠などで解消し、活力を回復するー静的な休養」、養うことは、 「明日に向かって、からだと心と社会生活のための英気を養うー活動的かつ独自性 の高い休養」とされています。前者のようにからだを休めるだけの休養の取り方は 「消極的休養」、後者の運動したり、趣味の時間をもったりして、仕事以外のことに 夢中になりながら活動的に過ごすのは「積極的休養」とも呼ばれています (『心のコリをほぐす本』関谷透監修、日本私学学校振興・共済事業団)。積極的 休養がなければ、精神的な疲労はなかなか解消されません。 実際、沖縄の長寿の町・佐敷町の高齢者は、30分ほどの昼寝に加えて夕方に軽い運動 を実施し、夜の質のよい睡眠を得ています (毎日新聞2000年2月14日「熟睡も長寿の秘訣/佐敷、国の機関など調査」)。 本章は、最重要な睡眠の他に、入浴、アロマセラピー(芳香療法)など広い意味での 積極的休養に属すると考えられるリラックスの方法をいくつか紹介いたします。 |
| 【百寿者になろう】より抜粋(著者の了解済み) 著者 杏林大学医学部教授 大野秀樹 定価1,260円(税込) |