| 「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集 |
| ■ (6)満100歳の人の平均余命 |
| 「いつまで生きていられるのか」。池波氏のように、各自の年齢であと 何年生きられるのかを知ること、 すなわち、それぞれの平均余命のほうが平均寿命よりも現実的には意味の ある数字です。もっとも、この数字は、あくまでも統計学的な平均値で あることを承知しておかなければなりません。ちなみに、平均寿命とは、 0歳の平均余命を示します。 それでは、100歳になった人は、あとどのくらい生きられるのでしょうか。 これには、男性が、2.26歳、女性が2.73歳と示されているように、厳しい 現実が待っています。少し古いデータですが、たった1年間で41.9%の方が 亡くなってしまうのです。3年後の生存率はわずか22.1%です。これは、 多くの百寿者で内部環境の恒常性が失われており、風邪などのちょっと した原因が簡単に重症化するためですが、100歳まで生きようという 張り詰めた気が崩れる精神的な要因も少ないようです。 |