| 「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集 |
| ■ (39) リンゴは医者を遠ざける |
■理想的な口直し、リンゴのシャーベット 本章の食後酒は、カルバドスできまりでしょう。リンゴからつくった 発泡酒であるシードルの蒸留酒で、フランスのカルバドス(Calvados) 地方でつくられたもののみ、この名称を使うことができます。匂いが ステキですし、飲むと、口の中がリンゴの香りに満たされます。 コンピューターのマックのマークがリンゴであり、1968年に ザ・ビートルズが設立したアップルのレコードレーベルには青リンゴが 描かれています。リンゴは、知性の象徴のようです。 最後はリンゴの口直しといきましょう(『本当は教えたくない味』 森須滋朗著、文藝春秋)。 「このシャーベットは、まじりっけのないリンゴのジュースを凍らせた もので、甘さも酸味も自然のままだから、後味は極めてさっぱりとして 絶好の口直しになる。 このシャーベットの決め手といえば、リンゴのジュースの作り方だ。 リンゴは、新鮮な紅玉がよく、四つに割って芯をくり抜き、濃いめの 塩水に浸してから皮つきのままジューサーにかける。もし、、四つ割り では入らなければ、八つ割り、皮目を下にして擦りおろす。こうすると、 滓は滓入れの袋にたまり、ジュースは別の容器に流れ出す。しばらく おくと、ジュースの表面に細かい滓を含んだ白い泡が浮かび、下の ジュースはピンク色を帯びて透きとおる。 その容器を静かに傾け、白い泡がまじらないように注意しながら、 ジュースを少しずつ別の容器に移し、そのままフリーザーで凍らせて シャーベットにする」 |
| 【百寿者になろう】より抜粋(著者の了解済み) 著者 杏林大学医学部教授 大野秀樹 定価1,260円(税込) |