トンカットアリの老舗「百寿庵」

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「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集


■ (35) 酒は百薬の長か

 ■ 高齢者における適度な飲酒と心不全のリスク
 
 しかしながら、飲ん兵衛としては、最後にもう一度駄目押しをしたいと思います。
ごく最近、「小金井研究」の米国版のような研究成果が公表されました。コネチカット州
ニューへブンに在住し、調査開始時点で心不全を有さず、施設に入所していない高齢者
2,235人(平均年齢73.7歳、男性41.2%,非白人21.3%)が対象で、調査は1982年から1996年
まで続けられました(「JAMA」285巻15号、Abramson,J.L,ら著)。その結果、年齢、性別、
人種、学歴、血圧、脈圧、肥満指数(BMI)、喫煙歴などで補正した後の心不全の相対リスク
は、非飲酒群を1.00とすると、月あたり1〜20オンス飲酒群が0.79、21〜70オンス飲酒群が
0.53でした(調査開始前月の飲酒量が70オンス以上の大量飲酒家は対象外)。つまり、
高齢者において、適度な飲酒の範囲では飲酒量が増えるほど、心不全のリスクが低下
しました。なお、1〜20オンス(30〜600ml)は、1日あたり1.5杯まで、21〜70オンスは
4杯まです(米国の1杯は、缶ビール350ml入り1本、日本酒0.5合に相当)。
 適度な飲酒(特に、赤ワイン! 1日の適量は、ほぼ日本酒と同量で200ml以下)を
楽しんで百寿者を目指そう、というのが本章の結論です。

【百寿者になろう】より抜粋(著者の了解済み)
 著者 杏林大学医学部教授 大野秀樹
 定価1,260円(税込)


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