| 「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集 |
| ■ (32) 酒は百薬の長か |
| 酒は百薬の長かB ■ 百寿者の飲酒習慣 有名な百寿者・泉重千代翁は亡くなられるまでサトウキビからつくった酒で 晩酌をされていたことがおもいだされます。もっとも、彼は、120歳まで 生きたのではなく、実際は15歳も年齢が上積みされていたことが判明してます (『長寿世界一は沖縄 その秘密は豚肉だった』松崎俊久著、祥伝社)。 明治中期まで、鹿児島県から南西諸島にかけて、子どもが亡くなった場合、 次の子が名前をそのまま引継ぎ、戸籍もそのままにしておく風習があったそうです。 このため、むろん泉翁には何の落ち度もありません。 ともかく、泉翁は、毎晩酒を少量ではありましたが楽しんで百寿者になったの でしたし、長寿の里・沖縄というとすぐに泡盛を思い浮かべますので、多くの 百寿者はお酒を嗜んでいる、というイメージを抱いていました。しかし、男性 の場合でも、百寿者になっても飲酒の習慣をもつ人はたった18.2%にすぎませんし、 過去に飲酒暦があった人を加えても、やっと半数を超える程度です。女性ではさらに 少なく、百寿者の飲酒は例外的といっても過言ではありません。ドリンカーも 泡盛にして一合を超える人はおらず、前項で述べた適量は、百寿者においても 実際に確認されたことになります。 次に、各論として、ブームとなっているワインの話題に移ります。 |
| 【百寿者になろう】より抜粋(著者の了解済み) 著者 杏林大学医学部教授 大野秀樹 定価1,260円(税込) |