| 「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集 |
| ■ (20) 茶柱は百寿の幸運のサインか |
| 茶柱は百寿の幸運のサインかC ■お茶の飲み方 カテキンの抗がん作用は魅力的ですが、効果が期待できるのは 1日10杯(約1リットル)からです (『健康食品ノート』瀬川至朗著、岩波書店)。ちょっと多い量ですね。 しかし、前述の静岡県の例や、「腹を茶で洗う」と1日に20杯も お茶を楽しむ沖縄の百寿者(『健康の科学シリーズ9 沖縄の長寿』 秋坂真央著、学会センター関西)のように、この程度の量のお茶を常飲 している日本人は珍らしくないかもしれません。栄養素は2煎目までに ほとんど出てしまいますので、出がらしは味も栄養素も文字通り失格です。 「宵越しの茶は飲むな」という格言は、茶殻にはタンパク質が多く含まれている (煎茶で24.5%)ので腐敗しやすい、あるいはタンニンが酸化することから 生まれたものです。 お茶には、タンパク質以外にも、食物繊維、β-カロチン、ビタミンE など飲むだけでは得られない、溶け出さない成分が含まれています。緑茶 の栄養を無駄なく摂取するには、茶葉を食べてしまうのが一番です。ちなみに、 筆者は、中国式に湯呑みに茶葉と湯を直接入れて、お茶を楽しんでいます。 もちろん、茶葉も一緒に飲んで(食べて?)しまいます。 |
| 【百寿者になろう】より抜粋(著者の了解済み) 著者 杏林大学医学部教授 大野秀樹 定価1,260円(税込) |