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「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集


■ (18) 茶柱は百寿の幸運のサインか

 茶柱は百寿の幸運のサインかA

■お茶の成分

 お茶の成分のうち、特筆すべきは10〜15%含まれるカテキンの存在です。
カテキンは、お茶の薬理効果の中心をなしています。縮合型タンニン
(苦味の成分)の前駆体と考えられる水溶性の多価フェノール、すなわち、
ポリフェノールの一種です。ポリフェノールの効能は、抗酸化能を中心に
前章(麺食いで長生きしよう)で説明しました。緑茶のカテキンには、
ガロカテキン(1.4%)、エピガロカテキン(17.6%)、エピカテキン(5.8%)
エピガロカテキンガレート(53.9%)、エピカテキンガレート(12.5%)
などがあります。(「臨床栄養」91巻1号、原征彦著)。特に、紅茶やウーロン茶
よりも緑茶に多く含まれるエピガロカテキンガレートが最も高い生理活性を示します。
 その他、お茶には、カフェイン(苦味の成分であるプリン誘導体で、湯呑み
一杯に30〜50mgという中枢神経を充分刺激する量を含む)、テアミン(お茶のうまみ
成分であるアミノ酸の一種。玉露のような高級茶に多く含まれる。)、ビタミン
(特に、β-カロチン、Eの抗酸化脂溶性ビタミンとB1、B2、Cの水溶性ビタミン
を豊富に含む。β-カロチンはとりわけ多く、煎茶で100g中13,000иg。ビタミン
Cも、煎茶では100g中260mgも含まれ、熱湯でも壊れない)、食物繊維(煎茶で
46.5%、下級茶ほど多い)などの栄養素が含まれています(『五訂食品成分表2002』
香川芳子監修、女子栄養大学出版部)。カテキンを含めたこれらの因子が、単独に
あるいは共同して次の種々の効能を示します。
 【百寿者になろう】より抜粋(著者の了解済み)
 著者 杏林大学医学部教授 大野秀樹
 定価1,260円(税込)


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