| 「百寿者(ひゃくじゅしゃ)になろう」抜粋集 |
| ■ (14) 麺食いで長生きしようB |
| 麺食いで長生きしようB ■蕎麦にはルチンが豊富に存在する ルチンは、抗酸化作用を示すことで知られるポリフェノール (芳香族炭化水素の2個以上の水素がヒドロキシル基で置換された化合物) の一種で、フラボノール配糖体です。ビタミンPともいわれますが、 正確には、ビタミンPはルチンとヘスペリジンからなっています。 ルチンには、次に紹介するさまざまなパワーがみられます。蕎麦は、 ルチンを豊富に含んでいるほぼ唯一の食べ物です。1日に30〜50mgの ルチンを摂取することが推奨されています。蕎麦1食(100g)には、 なんと約100mgものルチンが含まれているので、1日1食で十分な量になります。 (「発掘!あるある大辞典」ホームページ)。ルチンを多く含んでいるのは、 殻を含めた蕎麦の実の外側の黒い部分です。そのため、中心部分だけを粉 にした白い「更科ソバ」よりも、殻に近い部分を一緒に粉にした黒い 「田舎ソバ」のほうがたくさんのルチンを摂る事ができます。 ルチンの効果は、抗酸化作用に加えて、毛細血管の強化(ビタミンCと 一緒に摂取すると効果が高まり、内出血がしにくくなり、脳卒中の予防 にもなります)や降圧作用(昇圧作用を有するアンギアテンシン変換酵素 の阻害)が代表的です。さらに、膵臓の活性化(インスリンの分泌亢進) や記憶力の低下防止(蕎麦ポリフェノール効果)などが知られています。 民間療法でも、糖尿病、腎臓病、胃腸病などに対して、蕎麦のいろいろな 効能を利用してきた生活の知恵がみられます(『そば通の本』サライ編集部編、 小学館)。 |